渡辺直美さんインタビュー第3回・止

「欠点はその人にしかない個性」自分を好きになれない貴女に伝えたいこと【渡辺直美】

「欠点はその人にしかない個性」自分を好きになれない貴女に伝えたいこと【渡辺直美】

自分に自信が持てず、仕事も恋にも積極的になれないヒロインが、ある日頭を打ったことで美女になったと錯覚し、ポジティブな性格に生まれ変わり、やがて人生も順調に動き出す……。

全米ナンバー1コメディエンヌ、エイミー・シューマーさんが主演する映画『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』が12月28日に公開されます。

主人公・レネーの日本語吹き替えを務めたのはお笑い芸人で、女優やブランドプロデューサーなどマルチに活躍中の渡辺直美(わたなべ・なおみ)さん。

直したい部分や嫌なところもあるけれど、欠点も含めた“今の自分”を素直に受け入れられたら、「今のワタシ最高!」って言えたら、どんなに世界は変わるだろう……。

そんな気持ちにさせてくれる魅力いっぱいの等身大のヒロイン・レネーを演じた渡辺さんに3回にわたってお話を伺いました。

【第1回】渡辺直美さんから「私なんて…」が口癖の貴女へ
【第2回】「自分なんて」と思ってた私が変わったきっかけ

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自分を好きになるって難しいけど…

——前回のお話を聞いて、渡辺さんも「私なんて」と思う時期があったんだなあと思いました。私自身もそうですし、読者の反応を見ているとレネーのように自分に自信が持てなかったり、自分をどうやって好きになればいいかわからないという女性も多い気がします。

渡辺:自分を好きになるって難しいですよね。私も、毎日寝る前に「今日の仕事、あそこがダメだった」「ここがダメだった」とか、「なんでこういうこと言っちゃったんだろうな」と振り返ることが多いんです。年を重ねると後輩も増えてくるし、上には先輩もいて、ちょうど真ん中くらいで難しい年頃なんですよね。

——会社員もちょうど中間世代で……。

渡辺:ですよね! それで自分のことばかり責めちゃうんだけれど、自分のことを愛してくれるのって自分しかいないんですよね。だから、「こういう(ダメな)ところもあるけれど、次から気をつければいいや」という切り返しの仕方にしています。

——確かに、自分を愛してくれるのは自分しかいないですね。

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自分のダメな部分はノートに書き出してみる

渡辺:何か失敗しても、反省しちゃう癖はなかなか治らないので、私は「私こういうとこダメだな」「ああいうとこダメだな」「じゃあ明日からやらなければいいじゃん!」ってノートに書き出しています。「こういうところを直す」「ああいうところを直す」って。結局自分にしか自分のことはわからないんですよね。

——いったん、自分のダメなところも含めて受け入れるのですね。

渡辺:そうですね。だから、例えば、私はなかなかラインを返さない癖があるんですが、毎回、今年の目標や今月の目標に「ラインの返信をすぐする」って書くんですが、クリアしたことがないんです。

毎回「ラインを返す」って書いてもクリアできないので「ダメだこりゃ」っていう結論に至って。だから初対面の人には「私はラインを返さないことあるんですが、そういう性格なので気にしないでください」と言うことにしています。

——無理しないってことですね。

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欠点はその人にしかない個性

渡辺:無理したら、余計に自分というものがなくなっちゃう。だから自分のマイナスの部分って長所でもあるのかなって。欠点は、その人にしかない個性でもあるので、もちろんひどいことを言ってしまうという性格は直したほうがいいとは思うんですが、そうではないマイナスの部分は1回認めて取り込んでみる。

その先は、どうやってマイナス100からマイナス50にしていくかという作業だと思うんです。

必ずしも欠点をゼロにする必要はなくて、自分の中でどうやって解釈していけばいいかというのをやっていくと楽になりました。自分はこう思っていたけれど、まわりから見たらそうではなかったということもあるし、自分にとってはマイナスだと思っていたら、まわりは「そんなことない」「むしろ長所じゃない?」と言ってくれる場合もあるんですよね。

自分のマイナスを認めたら、自分の長所しか見えてこなくなって自分のマイナスがどんどん小さくなってくる。とにかく自分を好きになったら何でもハッピーだと思います。

例えば、洋服を選ぶときも「どっちかな?」と言って、自分は黄色が好きで、黄色の服を買って家に帰ったら黄色い服しか並んでないとか……。

——あります! また黒買っちゃったよ……って(笑)。

渡辺:そうそう(笑)。「カーキの上着しか持ってない……(涙)」とかね。

そういうときも「私はなんでダメなんだろう」って落ち込むんじゃなくて「私、カーキ好きすぎるだろ!」って(笑)。そういうふうに落とし込んだほうが楽だしハッピーだしって思います。

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(聞き手:Duniakita編集部:堀池沙知子、写真:宇高尚弘/HEADS)

■映画情報
『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』
12月28日(金)新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー

『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』メインカット

『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』メインカット

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