女子と性欲座談会 最終回

出張ホストに2万円は安い? 女性同士で本音で話し合ってみた

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出張ホストに2万円は安い? 女性同士で本音で話し合ってみた

女性にも性欲があるのに、セックスは恋人や夫とするもの、結婚を前提としたいわゆる“マジメなお付き合い”の延長にあるものだと思い込みがちです。でも、サクッとセックスしたいときってありますよね。

特定の相手がいなくても、女性用の出張ホスト*や性的マッサージのようなサービスもあるので、ラブとセックスを切り離して考えることもできるはずです。

*女性を顧客としたサービス。デリバリーホスト、レンタル彼氏、恋人(彼氏)代行と呼ばれることもある。サービス内容は、デートに付き合ったり、性的なサービスまで(参考資料:『男娼』(光文社))

でも、チャレンジするのはちょっと気が引ける……そんな方のために、Duniakitaでは経験者を交えて座談会を開きました。

どうして性的なサービスを利用しようと思ったのか、どうやってそのサービスを探したのか、利用してみた感想、パートナーとのセックスとは何が違うのか、出張ホストの経験を友達に話せるか、などいろいろ聞きました。

第1回:性的サービスを利用したきっかけは?
第2回:お酒がないと獣になれない私たち

<座談会参加者>
小山さん(仮名):メーカー勤務/29歳/未婚/レズビアン風俗・出張ホスト
安藤さん(仮名):メーカー勤務/34歳/未婚/出張マッサージ
佐々木さん(仮名):出版社勤務/36歳/既婚/女性向け性的サービスに興味あり

性的サービスのお値段事情

——性感マッサージとかだと、挿入はナシとあるのですが、中には挿入があったという人もいて。実際のところはどうなのでしょうか?

佐々木:ノンフィクションの『男娼』(光文社)を読むと、都内の出張ホストは挿入ナシが多いらしいですね。「中イキしてみたいからプロにお願いする」という野望があったんですけど、挿入ナシだとそれは無理なのか……。

小山:中でも外でも、オーガズムのメカニズムは同じらしいので、中イキにこだわらないほうがいいかもしれませんね。それに、挿入ナシでも十分楽しいですよ! ご飯おごってくれて、そのままダーツバー行って、ダーツバーでは「俺が勝ったらキスしていい?」とか、少女漫画みたいな台詞をバンバン決めてくれて、夜の公園でめっちゃチューしてホテルでイチャイチャして2万円以内ですよ!

佐々木:安い!

安藤:払えなくは……ないけど。安くはない?

小山:私は2万円以上の価値を感じたので、1万円プラスして払いました。感謝の気持ちは諭吉で示す(笑)。

安藤:私の場合はホテル集合で、挿入ナシで約2万円でした。彼に支払ったのが1万5千円で、プラスホテル代。

「セックスの話=妊活」になりがち

——ちなみに、女友達と自分の性生活とか性癖とかについて、どれくらい話せます? 

安藤:私は34歳ですけど、それくらいになるとセックスの話=妊活の話になりがちです。楽しむというより、ちょっと重い。

佐々木:私は36歳なので、同世代の友達は子育てしている子が多くて、一切そういう話ができないですね。でも、ちょっと上の世代、子育てとかも終わって自分のことも開けっぴろげに話せる先輩方とは性的な話をしまくってます。「え! あんた舐めない男なんてクソよ!」とか言ってくれて(笑)。

小山:めっちゃすっきりしてていい(笑)。

佐々木:複数人が集まったときに誰かが「実はさー」とか口火を切って話し始めると、みんな結構のってくるんですよね。以前、中イキができないという話をしたら、「私も!」「いや、私はイケる」とかみんな言い出して。ただ、中イキという言葉が口に出しづらいので、隠語をつくって、ゲラゲラ笑って話せるようになりました(笑)。

というか、性的なことを女が話すのを「ビッチ」とか「ヤリマン」とか言う風潮、どうかと思いますよ。みんなで情報共有して、テクニック磨いて性生活を楽しんだほうが絶対いい。

安藤:それくらいのほうが健全ですよね。

小山:男性器をこうしたらすごく気持ちよさそうだったとか、そういう話をできるようにしたい!

安藤:AVがファンタジーだっていうのはみんな主張しているけど、じゃあリアルはどうなんだっていうのが表に出てこない。リアルが見えないから、結局ファンタジーの世界しか触れられないんですよね。

佐々木:で、結局ファンタジーの世界で求められる女を演じるという……。

ノーマルってなんだ?

安藤:そういえば、普通の人の普通のセックスって、なんなんでしょうね?

佐々木:私は自分のセックスが極めて普通だと思っているのですが。キスから始まり、舐め合って挿入して、体位をちょいちょいっと変えてのハイ終わり、みたいなやつ。

小山:フォーマットに沿ってますね。

佐々木:一生このフォーマットだと思うとうんざりします(笑)。でも、たいがいこういう感じだと思いますよ。仲のいい女友達と話してみても、7人中1人だけでした、オモチャ使ったことがあるの。

小山:少ない! でも私も「初めましてセックス」のときは普通ですよ。それからパートナーとコミュニケーションをとって、「こういうのもいいね」って取り入れていくケースが多いです。

安藤:でも、そういうのってなかなか言えないですよ。

小山:そうなんですよね。私の友達は、頑張ってグッズ使おうって伝えたら「女の子がそういうの使ってるのは引く」って夫に言われたそうですよ。女の子が気持ちよくなりたいっていうのは自然だし、2人で気持ちよくなるならいいじゃん!

佐々木:2人で美味しいもの食べに行くとなればけっこうみんな貪欲になるのに、ことセックスに関してはだけは清貧が良いみたいな。

安藤:グッズ使ったほうが楽しいのに!

射精がなくても満たされる

佐々木:特に中高年になってくると男性の勃ちが悪くなるのだから。

安藤:男性のセックスって、射精ありきじゃないですか。でも別に挿入や射精がなくても、裸で添い寝しているだけで満たされることってありますよね。

小山:私は射精のないセックスをレズ風俗で経験してみて、自分のなかにも「射精=セックスの終わり」という固定観念があったことに気づきました。「ペニバン(ペニスバンド)使わないの?」って聞いたら、使わないって言うんです。私もAVから概念を植え付けられていたんだなぁ……。

あと、いつも相手が射精したらハイ終わりっていうセックスをしていたのに、別れ話をした夜に相手がめちゃくちゃ積極的になったケースがあったんですよ。そのとき、私はイッたあとに爆睡しちゃって。「ごめんね」って言ったら「いつも俺ばっかりそうしてたし、全然大丈夫」と。すごく嬉しかったし、だからこそ、同時に悲しかったです。対等なはずなのに、私だけイッて終わるのがこんなに幸せだなんて、いつもは逆だという現実を見せつけられた気がしました。

安藤:対等に、今日は女の子がイッて寝て、今日は男性がイッて寝て、みたいな、お互いに気持ちよかったねみたいなことができるのが幸せですよね。

佐々木:まとめると、そういう固定観念ありきのセックスにもうとらわれないで、隣で寝ているだけでもありがたいと思うし、プロにアウトソーシングするのもそれはそれでアリだというくらい、セックスというものの視野を拡げませんか……みたいな感じですかね?

安藤:まだまだ話は尽きないのですが、今回のところはそういうことで(笑)。

(Duniakita編集部)

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