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「私たちって付き合ってるんだよね…?」 振り回されガールが向き合うべきものとは

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「私たちって付き合ってるんだよね…?」 振り回されガールが向き合うべきものとは

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Duniakita編集部の北村です☆

最近ぐっと寒くなり「人肌恋しくなるー!」なんてつぶやきもチラホラ見かけます。

そんな秋の肌寒さが影響してか(?)、つい恋人じゃない人とカラダの関係をもっちゃった……って経験がある人もいるのではないでしょうか?

というわけで、ヨウさーん! 今回はこんなつぶやきを発見しましたよー!

【今回のつぶやき】

「私たちって、付き合っているんだよね……?」

曖昧な関係の相手がいます。彼と出会ったのは、友人主催の飲み会。その後、彼から誘われてデートに行き、5回目ぐらいのデート後に彼の家に行き、カラダの関係を持つようになりました。

いわゆる「理系男子」(偏見ごめんなさい)で、奥手っぽいのですが、他にも女がいるのでは? と思っています。というのも、一緒にいる時に、他の女の子から電話がかかってきたのですが、私の前だと電話に出たがらなかったことが。毎日連絡を取っているわけではないし、彼がどんな生活を送っているのかわからないのが現状です。

結婚にこだわりがあるわけではないけど、ちゃんと「パートナー」って呼べる相手がほしい。以前、「曖昧な関係ってあんま好きじゃないんだよね」と言ってみたら、「曖昧じゃないじゃん」と言われました。でも「付き合って」や「好き」とは言われてはいません。

「私たちって、付き合っているんだよね……?」

「それ、絶対遊ばれてるよ。」

こんばんは! 木村文乃と伊藤歩の見分けがつかないヨウさんです。双子じゃないよね!?

なるほど、“理系”で奥手男子っぽいだけに「遊んでなさそう」で希望を持ってしまうわけですね。

ごめん! 今日は初っ端からぶった斬らせてもらうけど、ぜーーったいに遊ばれてます!

いや、っていうか「好き」も「付き合って」も言われてないのに、付き合っていると思っているご相談者様!!

もし、友人からこの話を聞かされたら、同じことを思うのではないでしょうか?

……とはいえ、本当のところは分からないです。「私以外の人間は私じゃない」ように、「私以外の誰か」になることは私たちにはできないんです。

だから彼の言動を「受け取って、解釈する」しかできないじゃないですか?

でも、その「解釈」っていうのがクセモノで。今回のケースで言うと、

・5回目のデートは決して手が早くない
・奥手だし、きっと遊び人じゃない(ハズ)
・定期的に会えている
・「曖昧じゃないじゃん」という言葉をくれた

そういうのをすべて都合のいい解釈にも、不安材料にも、自分の気分次第でできてしまうよね。それゆえにつらい、ってのはすごくわかるんだけれど……。

彼が「取っていない」行動に注目しよう

男性目線で見た時には、彼が「取っていない行動」に本命に取るべき行動があるんだよね。

どういうことかと言うと、本命には誤解すらさせたくないから、一緒にいる時に女性から電話がかかってきたら、「いま彼女といるから」と即電話を切ります。むしろアピールの場面です。遠回しな伝え方かもしれないけど、曖昧に思わせていることを申し訳なく思って、あらためて告白するでしょう。

それらがない時点で、少なくともいまの時点では「(本命として)付き合っていない」というのが俺からの回答です。

恋愛は「刺激」と「安心」のシーソーゲーム

なーんてことは、ご相談者様もホントは心のどこかで、「わかっとるわ!」ですよね。

結局さ、恋愛って「刺激」と「安心感」のシーソーゲームなんですよ。

刺激だけじゃ疲れてしまう。だけど、安心感だけじゃ物足りない。恋愛はそれらが絶妙につり合う相手を探していくゲームなんです。

よく、「追いかけられるより、追いかけたい」「愛されるより、愛したい」って言うけれど、特に20代前半までは感情を揺さぶってくれる相手を求めてしまう(=刺激優先)傾向にある人が多い。

そのせいか、それなりに年齢を重ねても「恋愛=刺激があるべきもの」という誤解を残している人が、女性にも男性にも多い気がします。

これって個人的には「ギャンブル依存症」に近いと思っています。

つまり、ギャンブル、恋愛に共通している刺激の正体は、リスク(=不確定性のあるもの)なんです。

そのブレに振り回され、予期せぬ成功に快感を覚えて、自然とそれ自体を、追い求めてしまう……。

これが「追いかけられるより、追いかけたい」の真相。

逆に、追いかけられる状態に不確定性は存在しない。だから、追いかけられる恋愛はギャンブル性がなくて味気ない。恋愛の醍醐味(と感じているもの)を噛み締められない。だから、自分が追いかけているほうが楽しい、っていう。

何が言いたいかというと、彼の不確定な言動に振り回されるのが悩みと言いつつ「楽しい」って思ってる部分があるのでは? ってことです。

恋愛を頑張りすぎちゃってない?

少し話を変えます。最近ね、いろいろなことの若年齢化が進んでいると思います。

アラサー以上の年齢層であれば、20代後半になってから迷っていたようなことを、いまは20代中盤で迷っている。

そのひとつが、「恋愛」から「結婚や、将来をみすえた恋愛」への乗り換えです。

「タラレバ娘」的な「時代の空気」が、女の子たちに先行して知識を植えつけちゃってる気がするんです。あそこで描かれている世界観はたしかに無視をしてはいけない現実です。

ただし、「あの年齢の女性にとってよろしくない思考」を先取りして、20代中盤から自分の考えや行動を縛ってしまい、無駄に悩んじゃっている女性が多いなーって感じるんですよね。

特に仕事を頑張っている女性の場合、恋愛でごちゃごちゃと悩むことで人生のタスクを増やしている。

本来、楽しむべき恋愛が頑張るべき対象になっちゃって、仕事も恋愛も両方頑張ると疲れるから「仕事をやっていればとりあえず充実感はあるし!」っていう方向にいっちゃう……みたいな。

では、恋愛を義務として「頑張る」のではなく、楽しむにはどうすればいいのか?

人を好きになるのには「才能」がいる

こういった悩みに簡単な処方箋はないのですが、ひとつ言えるのは「誰かを好きになる」には才能が必要だということです。

「誰かを好きになる」とは、私以外の誰かを自分のものにしたい、ということじゃないですか。自分のものにしたいと思える対象が貧弱なイメージしかなかったら、ショボい相手しか好きになれないんですよ。インスタントな刺激を提供してくるような。

「好きになる才能」を育てる……と書くと大げさになってしまいますが、「いいな」と思える対象に敏感になっていく必要があります。たとえていうなら、人類みなハンバーグ好きの子供舌から、繊細なお吸い物が楽しめる大人の味覚になっていくように。

恋愛の苦手分野をそのまま恋愛で克服するのは難しいことです。だから、自分が楽しめるものから自分の感情に気づいていくトレーニングがオススメです。

旅行でも、コスメでも、アルコールでもいいのですが(笑)、自分の趣味のなかで「好きー!」と自分が強く感じる対象を見つめてみてください。何があなたにその感情をもたらしてくれるのかを丁寧に追いかけてみてほしいのです。

それが掴み取れたら、「人」をその眼差しで見つめてみてください。彼がもたらしてくれる感情を追いかけてみる、ということです。おそらくこれまでの惰性とはちがう目線で相手を捉えることができる自分に気づけるはずです。

強調しておきたいのは、「結婚や将来につながる恋愛」に必要なのは、上から目線の足切りをやめて、現実を見ることではありません。今後もくだらない男はどんどん切り捨てていくべきです。

ただ、自分が求めているものを与えてくれる人が目の前に現れた時に、刺激に惑わされずに、ちゃんと好きになれるか、という点について自分の感性、好きになる才能をあらためてチェックしてみてほしいのです。

人って意外に自分の感情がわからない生き物で、目の前の人が理想通りの人でも、好きになれるかは別問題だったりするんですよ。

いまあなたは分岐点にいるような気がします。

相手に振り回されてアトラクション的に楽しむ恋愛の世界(=ギャンブル)と、

相手の出方に振り回されずに、自分が愛すべき対象をまっすぐ見据える恋愛の世界(=人生のパートナー探し)です。

「相手を見つめる」とは、彼の属性や行動自体を解釈することではなく、「それらが自分をどう満たしてくれるのか?」を見つめることに他ならないのです。

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〇〇って言わない女子

パートナーや気になる人に、言いたくても言えない、聞けない一言ってないですか?恋愛コラムニストの桐谷さんに、「言わない女子」のお悩みを聞いてもらいます。

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