私の“初めて”を捧げる「絶対失敗しない旅先」 第10回

英国はオトナの「対応力」が身につく旅先 “背伸び”を楽しむ2つの方法

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英国はオトナの「対応力」が身につく旅先 “背伸び”を楽しむ2つの方法

「私の“初めて”を捧げる「絶対失敗しない旅先」」
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33歳にして一度も海外旅行の経験がないDuniakita編集部Y子。海外旅行バージンを卒業するのにふさわしい旅先を探そうと、Duniakita編集部は、旅歴25年間に80カ国以上を旅し、酸いも甘いも知り尽くしたトラベルジャーナリスト・寺田直子(てらだ・なおこ)さんに相談。

「アフリカはまだ早い!」と一喝されたY子に、ワイルドさとさわやかさを兼ね備えたニュージーランドを紹介してくれた寺田さん。Y子は、前回に引き続き、「大人の女性」へのステップとなる国をリクエストしてみました。

どんな場所でも対応できるスキルを高める

ワイルドで危険な香りを漂わせる海外旅行バージン女子にとって最も手ごわい相手ともいえるアフリカ。翻弄される前に予習が必要です。なかでも大事なポイントが「大人の女性」へのステップアップ。つまりどんな場所、環境でも対応できるスキルを高める、ということ。

前回のニュージーランドは大自然を相手にタフな体力を身に付けるレッスン。そして、今回はエレガンスな身のこなしのレッスンをお伝えします。どんなシチュエーションにもひるまず美しく対処する。一筋縄ではいかない相手に子ども扱いされないためには「大人の女性」という佇まいが欠かせません。

憧れの世界の第一歩を英国で踏み出す

画像提供:英国政府観光庁

画像提供:英国政府観光庁

そうなるとはずせないのが、そう、英国です。

レディース&ジェントルマンのお国で、あいさつにはじまり、レストランでのドレスコードやマナーからチップの渡し方など淑女のたしなみを学びましょう。どこを旅してもお手本となるレディ&マダムたちに出会えます。しかも観光大国なだけに海外旅行慣れしていなくても、しっかりケアしてくれるツアーやサービスが充実しています。「旅慣れた大人の女性」への段階を英国からスタートするなんて悪くないでしょ。

画像提供:英国政府観光庁、©VisitBritain

画像提供:英国政府観光庁、©VisitBritain

ゲートウェイはもちろんロンドン。日本からは直行便で約12時間。ほかにシンガポールや香港、中東や北欧経由のフライトもたくさんあるので、予算と体力を考慮しつつ選んでください。世界中の観光客はもちろん、ビジネスで訪れる人も多く、いつも混んでいますから予約は早めが鉄則、です。

空港に降りたった瞬間から、あらゆる場面で大人の女性の「対応力」に磨きをかけてくれる英国ですが、特にちょっと背伸びしてチャレンジしてもらいたいのが、こちらの2つ。

背伸び1:プレシアターディナー

画像提供:英国政府観光庁

画像提供:英国政府観光庁

いきなり海外にリアルなひとり旅は抵抗もあるでしょうから、ロンドンへはツアーで行くのもおすすめです。ありがたいことに1人で催行するツアーなどもあるのでちゃっかりひとり旅気分を味わうこともできます。また、海外ひとり旅の悩みに「ディナーをどうするか」というものがあります。

日本のようにファミリーレストランやラーメン屋など気軽な食事スポットが少ないんですよね。ちゃんとしたレストランではディナー時はコースが主流なのでサックリと、というわけにもいかず時間を持て余しがちです。

そこでオススメしたいのが、プレシアターディナーです。ロンドンはニューヨークと双璧のミュージカルやオペラの聖地。ロンドン市内の劇場街周辺には、観劇前に軽く食事をすませたい人のためのシンプルなコース料理を用意したレストランがあります。その多くは前菜とメインの2コース。

17~19時前後という限定でお値段もお手頃になっています。もちろん観劇しない人でもオーダー可能。量も多くなく「これからオペラなの」というおひとりロンドンっ子たちにまぎれて楽しんでください。

中にはミシュランの星を持った有名レストランも。例えば日本でも人気のミシュランスターシェフの店、。ロイヤル・オペラハウスがあるコヴェント・ガーデンに位置し、17:30~18:00のわずか30分のみプレシアターメニューを提供。前菜、メイン、デザートの3コースが45ポンドとランチと同じ値段設定。

ほかにもインドやイタリアンなど多国籍な食文化を持つロンドンには魅力的なレストランがあるのでぜひ、ガイドさんやホテルのコンシェルジュなどに聞いてチェックしてください。

背伸び2:英国式アフタヌーンティー

画像提供:英国政府観光庁

画像提供:英国政府観光庁

そして淑女を学ぶ最適な体験がアフタヌーンティー。一流ホテルでの英国式アフタヌーンティーは観光客だけでなく地元の社交場としても華やぎ、ステキなゲストたちが集います。

個人的なおすすめはロンドン屈指の老舗ホテル、。映画『ノッティングヒルの恋人』の撮影場所にも選ばれたゴージャスでエレガントな空間は世界中のホテル好きの憧れ。宿泊は無理でもアフタヌーンティーなら、ちょっとの背伸びで手が届くはず。

ザ・リッツ・ロンドンではアフタヌーンティーでも厳格なドレスコードがあり、ジーンズやタンクトップなどはNG。とっておきのドレスを身に付けて心地よい緊張感をもって楽しんでみましょう。ものすごく人気が高いので予約はとにかく早めに行うこと!

「いきなりそんな一流のホテルは無理です!」と思ったら日本語対応のマナーレッスンなどに参加するのもいいでしょう。また、英会話を兼ねた英国人のお家訪問&お菓子作りなどのツアーもあります。

※参考:

レディに成長したあとは…

何もわからない少女もレッスンを重ねれば少しずつ大人のレディに変身する。まさに、オードリー・ヘプバーンが演じた『マイ・フェア・レディ』か、ジュリア・ロバーツの『プリティ・ウーマン』の主人公たちのよう。そんな彼女たちに愛情と知性をそそぐのがヒギンズ教授であり、リチャード・ギア演じるイケメン実業家。英国はまさにそのような「大人の包容力」溢れる国。

忘れないでほしいのは、磨きがかかった大人の女性になった主人公たちは最後、自分自身を見つけ自立します。そうなれば最強。

旅も同じです。経験を重ね、トライアンドエラーをすることでどんなシチュエーションでも楽しめる上級トラベラーになっていきます。

世界中のステキなときめきと出会うため。その瞬間が人生を変えるかもしれない。次のお休みにはさあ、脱・海外バージンを目指しましょう

Y子、お土産の心配をはじめる

「レベルアップすることで、旅の楽しみ方も広がるんですね。勉強になりました!」

これから出会う国のことを想像しながら、胸をときめかせているY子。案ずるより産むがやすしですよ。勇気を出して旅先を決めちゃいなさいよ……って、あら。Y子がフリーズしています。

「寺田さん。旅には、お土産がつきものじゃないですか? 話がはずむようなお土産! どの国に行けば見つかりますか!?」

Y子のリクエストはもう少し続くようです。寺田さん、お土産編、お願いします!

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「私、実は海外バージンなんです」編集スタッフY子(32)の突然の告白から生まれた本企画。海外高齢処女も、都会で疲れたオトナ女子も、優しく包み込む「絶対失敗しない旅先」をトラベルジャーナリストの寺田直子さんと一緒に探していきます。

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