川崎貴子の「自立という幸福」第七回

取引先のオジサンが誘うエロめなサシ飲みは行かなくてよし! 女が仕事をするための接待7か条

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取引先のオジサンが誘うエロめなサシ飲みは行かなくてよし! 女が仕事をするための接待7か条

「取引先のオジサマに誘われて行くべきかどうか迷っています。男性同士は飲みに行っているんだから意識しないで行くべき?」

野心ある若い女性なら、男性同士のあの気軽に飲みに行けてる感じ、飲みに行って親睦が深まってる感じ、何とも気になりますよね。

かつての私もそうでした。私の場合は特に営業職だったため、毎月の数字をどうやって作るか、常に頭を悩ませていたわけです。100回テレアポやメールでのお知らせをやるよりも、1回飲みに行った方が効果があるのでは? なーんて思って、誘われるまま決裁権のあるオジサマ方と飲みに行ったりしましたよ。で、案の定「やめときゃよかった」という面倒くさい展開がいくつかあったものです。(遠い目)。

まるでデートなシチュエーション

ある人は待ち合わせ場所に車で迎えに来て、まるでデートなシチュエーションを演出、ある人はムーディーなバーに連れて行ってくださって「奥さんとうまくいってないんだ」などという意味不明で仕事関係ない独白を展開。どれもこれも帰るのに大変苦労した記憶がございます。

いくら20代とは言えこんな私(強面、でかい体、声は驚きの重低音♪)ですら経験があるのですから、普通に可愛いお嬢さん方はさぞ面倒な思いをしてきたことでしょう。

当然、紳士的な方で、飲むことで親睦を深められたと思った男性もいましたが、確率的にはどうなんでしょ。確かに飲みに行って受注を貰ったこともあったけれど、しっかり仕事して信頼を得ていたお客様だったし、本質は「飲むこと」よりも仕事で信頼を得ることであるなぁと、ひよっこながらに痛感したものです。

「別に無理に飲みにいかなくてよくね?」

ですから、いろいろ試した結果、

「別に無理に飲みにいかなくてよくね?」

が、私が20代営業ウーマンだった頃の結論です。

それから起業し、10年近くが過ぎた頃、私も30代半ばになり社長業も10年選手。モスラからキングギドラに成長した私は、もはや誰と2人で飲もうと口説かれる心配などなくなります。肝臓も絶好調! 気兼ねなく仕事&飲みライフを、男女関係なく謳歌していたそんな頃のこと。

当時、弊社は新卒含めて女性営業を増やしたのですが、彼女達の中から「お客様に飲みに行こうと誘われていて……」という相談が同時多発的に舞い込みます。懐かしき、かつて私も通った道です。

「無理に飲みにいかんでよろし」

と、私は自分の経験を含めて、そう話したのですが、仕事熱心な彼女達は「今、取引が良い状態なのでお断りするのもおかしい」「男性営業マンなら普通に行ってるのだから考え過ぎだと思われたくない」と、前のめり。

確かに、そのお客様達の顔を思い浮かべれば、「仕事上親睦を深める飲み」という言葉が嘘とは思えなかったりもする。

ジョヤンテ流「お客様に食事を誘われた際の女性営業のルール」

と、いうことで、当時弊社では「お客様に食事を誘われた際の女性営業のルール」を決めました。現在、「これって仕事としていくべき?」と悩んでいる女性達に、参考にしていただけると嬉しいです。

1.複数で対応する。
必ず1人で行かないこと。上司や先輩と共に日頃の感謝を伝え、親睦を深める宴にすること。

2.お店選びはこちらで。
ムードのある場所や高級店を避ける為にも、お店はこちらで予約してご提案すること。

3.エンドを決める。
そもそも就業時間外の仕事なので、2次会、3次会は無理に行かない事。同行している先輩や上司と帰るタイミングを決めておいて、絶対に1人で残ったりしないこと。

4.ランチを利用する。
代替案でランチを提案してみること。(私は子供産んでから、夜の会食チャンスが激減したのでランチで対応させていただいているが、お酒はなくとも一緒に食事をするので親睦は深まるし、良い情報交換もできている。)

5.土日祝日は避けること。
あくまでも仕事の一環であり、プライベートとの線引きをする為にも土日祝日は避けること。

6.会社や社長を利用する。
上記を提案した際に、「上司は連れてこないでいい」とか、「土日の方がありがたいんだけど」などと返された場合、「すいません。会
社のルールなんです」と「うちの代表の川崎が厳しくて」で切り抜けること。「自分の一存では決められない」という立場を死守する為に、「会社」、「社長」を臨機応変に使い倒すこと。

7.泥酔しない。
自分の飲める量を把握していない人は「仕事関係の飲み」参加資格なし。元々飲めない人は最初に断って絶対に飲まないこと。

以上です。

女性が働く現場で切実な“親睦飲み”問題

良識あるビジネスパーソン(男性)が読んだら、これらを女の自意識過剰と思われるかもしれません。ところが実際には、多くの頑張り屋な女性達が経験している「仕事に付属してくるやっかいなこと」でもあります。

今回は弊社や私のことを書きましたが、他社からも、カウンセリングの現場からも、この手の相談は必ずと言っていいほど舞い込みます。「ホテルに連れ込まれそうになった」などと洒落にならないケースもあり、ただでさえ「取引先で、決裁権保持者」という強い立場の男性が、社会的にも未だひよっこの「若い女性」に対して繰り出すのでタチが悪いのです。最初の目的は違っても、お酒が入ってスイッチが入っちゃうオジサマもおりますし。

若いお嬢さん方に置かれましては、「そんなつもりじゃなかった」という状況には絶対にならないよう、しっかり自衛されますこと、刺せる釘は事前にガンガン打っておくことをお勧めいたします。

備えあれば憂いなし。

ディフェンスの方法をいくつも持って、安全に快活に、大人の女への階段を上って行きましょうね。

(川崎貴子)

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