今日から鎌倉に移ります。 イベントリポート第1回

“東京”にこだわりすぎてない? 鎌倉移住した女性にきっかけを聞いてみた

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“東京”にこだわりすぎてない? 鎌倉移住した女性にきっかけを聞いてみた

「次に引っ越しするなら、もっと職場に近くて広い部屋がいいな」。東京で働いていると、つい今よりランクを上げた暮らしを目指してしまいがちですよね。

でも“東京”で暮らすことだけが、私たちの幸せの絶対条件ではないはず。もっと軽やかで、自分に合う暮らしがあるのでは?

8月上旬に東京・八重洲にあるシェアオフィス、Diagonal Run Tokyoで「今日から鎌倉に移ります。~鎌倉に移り住んだ3人の話~」と題したイベントが開催されました。

ウェブマガジン(ハレット)が主催したトークイベントで、「自分らしい場所で暮らすこと」をテーマに、東京から鎌倉・逗子に移り住んだ3人の女性が登壇しました。イベントの様子を、全3回にわけてリポートします。

婚活玉砕組だったのに、移住して4ヶ月で結婚

細井さん

細井さん(写真提供:)

最初に移住のきっかけを話してくれたのは、鎌倉・由比ヶ浜にある企業で働く細井麗子(ほそい・れいこ)さんです。大学入学をきっかけに上京した細井さんは、卒業後、都内で10年ほど広告関連の仕事に携わっていました。しかし、2017年の2月、当時勤めていた会社が突然倒産します。

「バリバリ働いていたので、お給料も、まあバリバリで(笑)。その時は青山一丁目に住んでいました。いざ仕事がなくなるということで、転職を考えるんですけど、東京では住む場所のランクを下げられないというプライドもあり、仕事選びの第一条件が『年収』になってしまう。でも、またバリバリ系の仕事につくのはちょっと……」と細井さん。「鎌倉ならば、たとえ年収が下がったとしても、別の価値観で生きられるのではないかと思った」と続けます。

東京では「婚活玉砕組」だったと話す細井さんですが、移住後すぐに出会った男性と結婚することに。「東京では婚活パーティーや出会いの場に何度も参加したんですが、お付き合いに至る人には出会えませんでした。でも、移住して1ヶ月で旦那さんと出会い、4ヶ月で結婚。今、移住半年ですけど、家も購入しました。おなかに赤ちゃんもいます」と、まさに人生が激変。

「でも、自分で人生やマインドを変えるぞ!と思っていたわけではなく、やったことは唯一、移住でした。そんな人生の変わり方もあるぞって伝えに来ました」

片道1時間45分の通勤生活も苦じゃない

柴田さん

柴田さん(写真提供:)

トークゲスト2人目は、都内の大手IT系企業に勤める柴田麻衣(しばた・まい)さんです。昨年、20代の頃からの夢だった移住を果たしました。

「東京を離れようと考え始めたのは、26歳の頃でした。今33歳なので、7年前のことです。もともと葉山が大好きで、20代の頃からよく通っていたんです。中でも葉山ホテル音羽ノ森のラウンジから見える海が大好きで。単身でも移住したいと思っていたんですけど、いい賃貸物件と出会えずタイミングを逃していて。結婚して家を建てることを決めたのを機に、移住を決めました」

逗子の一軒家に夫婦で暮らしている柴田さんは、現在移住から約10ヶ月。毎日片道1時間45分かけて出勤しています。

「遊びに来てくれた友人には『よく毎日通っているよね』と必ず言われます。でも、それを乗り越えられるぐらいの週末が待っているんですよね。金曜日の夜からすごく楽しい」と柴田さんは語ります。通勤時間も楽しくなる工夫をしているそう。

「1時間電車の中にいると、本も読めるし、前から興味のあったアロマやハーブの勉強もできる。たまにグリーン車に乗ってビールを飲みながら帰ったり、朝はスタバのコーヒーをテイクアウトして電車に乗ったりするだけでちょっと特別な気分になれます。通勤時間は長くなったけど、東京から通っている時より楽しめるようになったと思っています」

「絶対鎌倉」ではなかったけど、大事な場所に…

林さん

林さん(写真提供:)

3人目は、陶芸家の林彩子(はやし・あやこ)さん。吉祥寺の陶芸教室で講師をしていた林さんは、独立と結婚を機に7年前に鎌倉にアトリエを立ち上げました。

「結婚相手が鎌倉の人だったので、独立する時も鎌倉がいいのかなと思ったのがきっかけです。というのも陶芸の窯を置かなくてはならなかったから、それこそ都内のちょっと狭いところだと無理で。お庭があって、かつ家賃が払えることが条件でした」

「特別、鎌倉に思い入れがあったわけではない」という林さんですが、移住した結果良かったことが見えてきたんだとか。「狙ったわけではないけれど、鎌倉という地名が一つのブランドになったかなと思っています。たいていの人に地名が知られているので、展示で地方に行って『鎌倉から来た』というと、『いいところですよね』と会話が始まることがよくあります。

(陶芸の)ワークショップも定期的に開催しているのですが、生徒さんたちも、来る時から楽しんでくれているみたい。江ノ電に乗って、海を眺めながら電車に揺られて、無人駅で降りる時点でもう始まっているというか。『今日は一日楽しむ』という空気ができあがっているんです」

移住して良かった。今の暮らしが一番好き

ライフステージも仕事も移住のきっかけもそれぞれの3人ですが、「移住して良かった」と口を揃えます。

彼女たちを見ていると、自分の居心地のいい場所で暮らすことの大切さが伝わってきました。次回は、トークショーの中から、移住する時に気になるところをピックアップしてお届けします。

次回は8月23日(水)公開予定です。

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