アラサー女子の「休日のひとり時間」(後編)

意外なほどマイペースだった。オトナ女子の「休日ひとり遊び」調査

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意外なほどマイペースだった。オトナ女子の「休日ひとり遊び」調査

今日は日曜日。みなさんは何をして過ごす予定ですか?

誰かと一緒に過ごす休日もいいけれど、ひとりで過ごすのもありじゃない? 「ひとり時間」はみんな何をして楽しんでるの? そんな素朴な疑問から調査がスタートしたこの企画。

Duniakita編集部のヒアリングにより、少しずつ明らかになってきた、みんなの「休日のひとり時間の過ごし方」。後編でも、個性豊かな「ひとり遊び」が見えてきました。

プールはビールのため

真奈美さん(32歳・IT企業勤務・仮名)

真奈美:ひとりの時は、もっぱら美術館巡りをします。博物館にも行きますね。アートが好きなんです。先日は恵比寿ガーデンプレイスの写真美術館に行きました。「絵を観に行く」というのを口実に出かけて、あとはプラプラと街歩き。美術館のあとはカフェでビールを飲んだりしてます。

なんだか楽しそう。でもデートではなく、なぜひとりなんですか?

真奈美:美術館や博物館といったアートに触れられる場所は、むしろひとりでしか行きません。例えば、映画は誰かと一緒でも最後まで黙って観ていられるけど、美術館は相手に合わせなきゃいけない。好きな作品は、しばらく立ち止まって観ていたいから、ひとりがいいんです。

好きだからこそ、ひとりで楽しみたいんですね。他にどんなことをして過ごすんですか?

真奈美:自宅が練馬なんですが、近所の銭湯に行くこともありますね。昨年放送されたドラマ「昼のセント酒」(テレビ東京)、知ってます? 営業マンが平日の昼間に銭湯と酒を楽しむというストーリー。私は営業じゃないので、さすがに平日の昼間にあれはできないんですが、どうしてもやりたくて。

休日に銭湯に出かけて、ダラダラお風呂に入り、行きつけの焼き鳥屋でビールを飲んで帰ります。最近はビールを美味しく飲むためだけに、練馬区の区民プールに泳ぎに行くこともありますね。

え、プールですか?

真奈美:おばちゃんや子どもに囲まれながらプールで泳いで、銭湯に行って最後にビール。このルーティーンが癒されるんです。昼風呂は最高です。

「ビールを美味しく飲むためにプール」は思いつきませんでした。圧巻です。

小籠包をひたすらたいらげる

理沙さん(29歳・IT企業勤務・仮名)

理沙:ひとり遊びですか? そうだなぁ……。あ、ひとり旅で香港に行ったのをキッカケに小籠包にどハマりし、都内の小籠包を食べ歩いています。大きさにもよりますが、多い時だとひとりで5軒ハシゴし、計28個の小籠包をたいらげたことも。

ひとりで28個も食べるんですか?

理沙:小籠包って奥が深いんですよ。お店によって皮の厚さもスープの味も全然違うし、黒酢があるかどうかでポイントに差がつきます。多い時で週に4日小籠包を食べることも。小龍包の消費量を考えると、自称「2016年、日本国内で一番小籠包を消費した女」です。

彼女にとっては栄えある称号のようです。

家庭菜園の最終進化系

葉子さん(32歳・広告代理店勤務・仮名)

葉子:最近ハマっているのは味噌作りですね。もちろん大豆から育てて作っていますよ(笑)。

大豆を自宅で育ててるんですか?

いえいえいえ、さすがに自宅はムリ(笑)。都心から電車で1時間ほどの印西市(千葉県)に畑を借りて、育ててるんです。そもそも「家庭菜園してみよう」と思い立ち、豆苗を育て始めたことが、味噌づくりに繋がったんです。

「豆苗を育てる」が、なぜ「味噌をつくる」に行きつくのかよくわかりません。

葉子:いやー、だんだんおもしろくなってきちゃって。野菜やハーブも育てて、料理に使ったりしてたんですが、一番奥深いと感じたのが、大豆から味噌をつくることだったんです。だって調味料まで自分でつくるって、自給自足の最終形態じゃないですか。

最近では燻製も自宅でやります。桜のチップを燻して、チーズやサーモン、うずらの卵なんかを燻製にします。おつまみに最高なんです。部屋は臭くなりますけど。

「家庭菜園」の最終進化系は、燻製サーモンだったんですね。

酒造場で「my日本酒」をつくる

美香さん(33歳・広告代理店秘書)

美香:酒造場でお酒をつくります。最初は「ひとり遊び」だったんですが、最近では遊びの域を超えてきました。日本酒マイスターの資格も取りましたし。ちなみに特技は利き酒です。

詳しく教えてください。

美香:泊まり込みで長岡市(新潟県)の酒造まで行って、日本酒をつくるんです。朝6時からお米を蒸し上げたり、麹をつくったり。麹の香りがたまらないんですよ。そしてなんといっても、絞りたてのお酒の味がたまらない。市販の日本酒と全然違うんです! 日持ちしないから、つくったその場でしか飲めない。これは実際に酒造場に行かないとわからない魅力ですね。最近は「米づくりから始めたいなぁ」なんて思ってますね。

ほんとにどハマりしてるんですね。

美香:自分でお酒をつくるほど日本酒に詳しくなると、普段の仕事にも活かせるんです。会食で店をセッティングする時に、日本酒と食事のペアリングが上手だと、仕事相手から褒められて重宝しますし。

「お酒が好き」が、ひとり遊びを経てここまで発展するとは……。最高の幸せに違いありません。

「食」を極める

彩美(32歳・接客業・仮名)

彩美:ひとり遊びですか? 「食」を極めますね。気になるラーメンを食べに行くとか。あとは自分でお菓子づくりもしますね。

「食」に対する探究心が強いんですね。ちなみにお菓子は何をつくるんですか?

彩美:何でもつくりますよ。時間がなければ、簡単なクッキーやブラウニー。時間があればマカロンとか。お菓子づくりは10年ほど前からハマってます。当時はマカロンのレシピなんてなかなかなくて。それでもひとり黙々と食紅で色まで着けてつくってました。

つくったお菓子は誰かにあげるんですか?

彩美:全部自分で食べますよ。だから悩みは、なかなか痩せないことですね。

あ、そうそう。最近はお菓子ばかりか、フォアグラまで自分で焼くようになりました。家でも外でも、自分の好きな時に好きなものを食べれるって楽しいです。

「食」を極めると、「今日は家でひとりでフォアグラ焼いて食べよう」に行き着くんですね。

あえて「フツーのこと」をする

恵子(32歳・ベンチャー企業勤務・仮名)

恵子:私は基本ひとり行動したいので、いつだってなんだってひとりです。

といいますと?

恵子:映画、ショッピング、外食、お茶……と、フツーのことをひとりでしてるだけです(笑)。ライブや野球観戦も時々ひとりで行きます。

ライブや野球観戦までひとりなんですか。

恵子:最近だと、森山直太朗とゴスペラーズのライブにひとりで行ってきましたよ。素人バンドのライブにも行きます。野球観戦は昔から好きなので、プロ野球も高校野球も行きます。

誰かと行くこともあるんです。でも、自分が好きなことを「人と一緒じゃなきゃできない」なんて、もったいない。時間は有限だし、人生は一度きり。だから、今したいことを、ひとりだろうが、人とだろうが関係なく、楽しむだけです。

なるほど。「好きなことを、好きな時にする」。人生を満喫しているがゆえの名言をいただきました。

ヒアリング調査によって見えてきた、「休日のひとり時間」の過ごし方。想像をはるかに超えた、いろいろなひとり遊びがありました。彼女たちの共通点は、他人の目を気にせず自分の人生を楽しんでいること。

ひとり時間の過ごし方がわからない人も、やってみると意外な発見があるかもしれません。

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