飲んでも翌日はベストコンディション。オトナ女性のための賢いお酒の飲み方

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飲んでも翌日はベストコンディション。オトナ女性のための賢いお酒の飲み方

アラサーにもなると、だんだん「飲み方」も上手になってきて、20代の頃はよくやらかしていた「お酒の失敗」も減ってきます。

とはいえ、たまに「翌日に残っちゃってしんどい」「飲むと頭痛がする」といった問題を抱えることも。自分の限界をちゃんとわかって飲んでるはずなのに、なぜ?

それは、お酒とカラダが合っていないからかも。カラダにやさしく上手に酔うためのポイントを内科医の松田明子(まつだ・あきこ)先生に聞きました。

お酒を飲むと肌が痒くなるケース

お酒は好きなんだけど、「赤ワインだけはダメ」「日本酒を飲むと頭痛がする」といった、特定のお酒がムリという人は少なくありません。松田先生によると、「そういう人は、もしかしたら特定のお酒にアレルギーがあるのかも」とのこと。

「お酒を飲むとカラダが痒くなるという人が時々います。じんましんのようなものができる人もいますが、これはお酒に対してカラダがアレルギー反応を起こしているから。アルコールに弱いわけではないけれど、ある特定のお酒を飲むと体調がよくないという場合は、アレルギーが原因になっているケースがほとんどだと思います」

どの物質がアレルギーを引き起こしているか、特定するのは難しいようですが、原因として考えられる物質はいくつかあるそうです。

「例えば、お酒とつくる過程で加える果汁や添加物、発酵のプロセスで生まれる物質がアレルギーを引き起こします。具体的には、酸化防止剤として使われる亜硫酸などが原因物質として考えられます」

「とくに赤ワインはヒスタミンと呼ばれる物質のたくさん含まれているので、頭痛などを引き起こす可能性があると言われています」

「ちゃんぽんは酔いやすい」って本当?

たいして飲んだわけでもないのに、翌朝「なんか、頭が痛い」「カラダがダルい」という時は、量や体調よりも他のことに問題があるかもしれないそうです。

「よく“ちゃんぽんにして飲むと、酔いやすい”と言いますが、あれは本当です。仮にワインだけを飲んでいたら、グラス5杯ぐらいが自分の限界とわかるんですが、ビール、水割り、ワイン、ウィスキーのロック……といろんなものを次々に飲むと、どのくらい飲んだか見当がつかなくなってしまうんです」

「今、限界の8割くらいまできてるな、そろそろ切り上げなきゃな、という感覚がわからなくなってしまうんですね。なので、“ちゃんぽん”はオススメしません」

自分に「合うお酒/合わないお酒」はわかっていても、ついまわりの人や店員さんに勧められて馴れないお酒を飲んでしまうことも、ありますよね。下手に酔わないためには、自分の中の「いつもの流れ」をキープした方がよさそうです。

最後に飲みたいカクテルとは?

「カラダにやさしく酔うために、簡単に覚えられるポイントとしては、醸造酒→蒸留酒の順に飲むこと。醸造酒とはビール、ワイン、日本酒、マッコリ、紹興酒など。蒸留酒とは焼酎、ウィスキー、ブランデー、ジン、ラム、ウォッカなどです」

「醸造酒には、蒸留酒よりたくさんの不純物が含まれています。なので、蒸留酒を飲んでから醸造酒を飲むと、不純物の影響でアルコールが分解されにくくなると言われています」

一般に、醸造酒はアルコール度数が低めで20%くらいまで、蒸留酒は20%超から40〜50%のものも多く全体的にアルコール度数が高めです。「醸造酒が弱めのお酒」「蒸留酒が強めのお酒」だということは、皆さんもご存知だと思いますが、「飲む順番」も大事なんですね。

「難しい話をしましたが、要は“とりあえずビール”は正しいということです。ビール→ワイン→カクテルという女性の飲み会でよくある流れは、カラダにも嬉しいんですね。女性に人気の、ジントニック(ジン)、ソルティドッグ(ウォッカ)、モスコミュール(ウォッカ)、モヒート(ラム)、ダイキリ(ラム)あたりはすべて蒸留酒を使ったカクテルですから、最後に飲むには正解と言えそうです」

ちなみに女性が大好きな梅酒は、蒸留酒や醸造酒をベースに砂糖や香料を加えた「混成酒」に分類されます。ホワイトリカーと呼ばれる焼酎(蒸留酒)がベースになっているものがほとんどですが、最近ではウィスキー(蒸留酒)やブランデー(蒸留酒)、中には日本酒(醸造酒)がベースになっているものもあるので、注文する時は注意しましょう。

ソーダ割りは酔いやすい

最後にもう一つ、覚えておきたいポイントがあるそう。

「あと一つ、気をつけたいポイントは、炭酸を加えたお酒は酔いやすい点ですね。炭酸の泡には、腸でアルコールの吸収を促す働きがあると言われているんです。ソーダ割りやサワー系は、グビグビいけるので注文する女性が多いんですが、“酔いにくさ”の観点では、ロックや水割りをオススメします」

「今日はあんまり飲みたくないから、ソーダ割りで」と注文してしまうこと、ありますよね……それが逆効果になっていたとは。酔いたくない日こそ、ソーダ割りは避けましょう。

肝機能の低下はまだ心配しなくてOK

「最近、ちょっとお酒が弱くなったかも……」飲んだ翌日に体調不良を感じるたび、そう思ってしまうアラサー女性も少なくないかもしれません。

松田先生によると、加齢によって肝臓の機能が落ちてきたり、カラダの水分量が減ってアルコールの血中濃度が高くなったりすることはあるそうですが、そういう加齢による変化は「更年期を過ぎてから出てくるものなので、アラサーで心配するのはちょっと早いかも……」とのこと。

今はカラダの衰えを心配するよりは、飲むお酒の種類や飲み方を注意した方がいいんですね。歓送迎会や花見と、飲み会が増えるこれからの季節に活かしたいポイントをお届けしました。

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